アライヴ2 Alive II 伝説のコンサート テレサ・テン
このページではいろいろなライブ・コンサートを取り上げます
伝説のコンサート テレサ・テン
1985年 NHKホール
1空港
飛行機の効果音で幕が開ける
空港をイメージした舞台に、ゆっくりとテレサ・テンが登場
台湾で生まれ育ち、幼い頃からその歌声で名声を博したテレサ。’74年に日本でデビューした頃には、既にアジアのスターだった。しかし満を持して出した1枚目シングルが売れず、演歌路線へ方向転換。レコード会社が背水の陣で臨んだのが、この空港だった。
オープニングにふさわしい曲だ。
MC 「9年ぶりのコンサートです」
なぜ9年ぶりなのか?
’74年に日本でデビューし、その後順調にヒット曲に積み重ねたテレサだが、’79年に不幸な出来事に遭う。日本に入国する際に、別の人物のパスポートを所持していたとされ、1年間の国外退去処分を受ける。このことが、しばらく彼女を日本での活動から遠ざけたのだ。
2ポリドール時代の曲をメドレーで
アカシアの夢 ふるさとはどこですか 女の生きがい 雪化粧 夜のフェリーボート
紫のチャイナドレスに衣装替え
この後中国語の曲続く
3舟歌 インドネシア民謡
4海韻 カモメのように自由に飛びたいという歌詞
5何日君再來
MC 香港から来た観客と中国語で会話
6釜山港へ帰れ
7浪花節だよ人生は
8北国の春
1番の歌詞は日本語、2番が中国語、そして3番がまた日本語。この曲は中国語圏でも人気があったという。
9夜来香 再び中国語で
ここで一度幕
当たり前だが、日本語の歌詞と中国語の歌詞では、かなりイメージ違う。日本語の歌は演歌が多いので、耐える女性のイメージ。一方中国語の歌は、自由な女性のイメージが強い。
また、空港、夜のフェリーボート、舟歌など旅を連想させる曲も多い。
第2幕はミニスカートで軽快に登場
しばらく英語の曲が続く
10 A Good Heart ’85年のヒット曲
11 Careless Whisper Wham!の曲
12 THE POWER OF LOVE
13 I Just Call To Say I Love You
スティービー・ワンダーの曲をサングラス姿で
ロングドレスに着替えて
14 つぐない
15 乱されて
16 ミッドナイト・レクイエム
17 愛人
MC 「今年は紅白に出ます」
’84年のつぐないそして’85年の愛人とヒット曲を連発した彼女。この頃、絶頂期を迎えていた。
18 ノスタルジア 松井五郎 南こうせつ
19 今でも・・・ 飛鳥涼
アンコール
「一度着てみたかった」というウエディングドレス姿で登場。「あとは相手ね。」とおどけてみせたが・・・。
実は彼女にも、かつて結婚を約束した相手がいたのだ。その人物とはシャングリラホテルグループなどを率いる一族の御曹司。「結婚後は歌手をやめて家庭に入る」という相手の条件に、縁談を諦めざるをえなかったのだ。
このウエディングドレス姿には、歌手として生きていくという決意が感じられる。
20 ジェルソミーナの歩いた道
フェデリコ・フェリーニ監督の名作「道」からインスパイアされた曲
21 香港から来た観客にリクエストを募り、アカペラで
梅花 漫歩人生路(ひとり上手) 你怎麼説(あなたは何て言うかしら)
22 愛人
閉幕
このコンサートの翌年’86年には最大のヒット曲「時の流れに身をまかせ」がリリースされる。
もしも あなたと逢えずにいたら
わたしは何を してたでしょうか
平凡だけど 誰かを愛し
ふつうの暮らし してたでしょうか
有田芳生氏はこのあなたとは、テレサ・テンにとっては歌のことではないかと、著作で指摘している。
慧眼だと思う。
歌手としての人生を選んだ、テレサ・テンだが、このコンサートから10年後の1995年5月に、惜しくもこの世を去った。享年42歳であった。
何年か前、タイのチェンマイを訪れた。バス停で車待ちをしていると、ふと流しの青年が歌うこの曲が聞こえてきた。屈託のない笑顔を見せた彼は、この歌の歌手がここで亡くなったことを、知っていたのだろうか。
NHKBSにて視聴
南こうせつ 神奈川県民ホール
2024年7月13日
大きな緞帳には、カモメ、ヤマユリ、イチョウの葉など県に関する絵が描かれている。
幕開け1曲目は「夏の少女」季節を意識した選曲か。その後トークを挟みながら「風に吹かれて」「虹とアコーディオン」「夢一夜」「Summer ♪ Angel」と歌い次いでいく。バックのミュージシャンは3人。ベース、ピアノ(アコーディオン)、ギター(バイオリン他)とシンプルな編成。かぐや姫時代の「妹」「うちのお父さん」で盛り上げ、前半終了。
後半はこうせつが一人で登場。海外フォークソングのコピーや、拓郎・陽水のものまねなどで会場を沸かせる。デビュー作「酔いどれかぐや姫」の歌詞がNGとなり、阿久悠氏に作詞を頼んだエピソードなども披露。「好きだった人」では「シューマイ弁当が好きだった」など横浜ネタも。続いて「野原の上の雨になるまで」「男が独りで死ぬ時は」を一人で熱唱。バックが戻り「神田川」「歌うたいのブルース」「あの人の手紙」と徐々に盛り上げていく。MCでは「今なお世界で続く戦争」についても語る。コロナ禍の最中に作られた「夜明けの風」は心に沁みる歌だ。アンコールは「マキシーのために」「満天の星」「幼い日に」圧巻のステージだった。そこには濃くて穏やかな時間が流れていた。
「かぐや姫フォーエバー」
アナログ盤です
こちらは比較的最近の作品
「いつも歌があった」50周年盤
ベストものでなくこうせつの新境地が聴ける一枚
「夜明けの風」
コロナ禍の中制作されたミニアルバム
表題曲が秀逸
「三日月のセレナーデ」
2022年制作のラブソング集
2024年5月26日
代々木公園で行われたイベントです。11時過ぎから友人と一緒に参加しました。
日差しが照りつける中、野外ステージにはたくさんのアーティストが出演しました。
暑いのでビールは必需品です
アイドルグループ3連発
if Licht 代々木女子音楽院
ラオス伝統舞踊団のステージ
キーボードの演奏も
ラオスの管楽器でしょうか
ステージ下も盛り上がってきました
藤谷桃
ときどきビールの補給が必要です
ステージの外も盛り上がっていました
いよいよこの2人が登場!
サンプラザ中野くん&パッパラー河合
ベース、キーボード、ドラムスも加わり、迫力のある演奏を聴かせてくれます
やはり存在感があります
ギターソロも
「大きな玉ねぎの下で」「旅人よ」「Runner」「リゾ・ラバ」と、爆風スランプ時代のヒット曲を立て続けに演奏
その後友人と共に、代々木八幡駅前の焼き鳥屋へ
第2部はまだまだ続くのであった
大学時代の友人の誘いで、町田へ
酒の肴は今日のセットリストとお互いの近況
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