今夜のロードショー My favorite movies

 このページでは最近観た映画を紹介していきます

 丸の内TOEIで開催中の昭和100年映画祭に行ってきました







 スクリーンも観客席も大きい
 1960年に開館したこちらの映画館も、残念ながら今年で閉館になるそうです
 
 今回観た作品はこちら


 ニッポン無責任時代です
 主演は植木等。もちろんクレージーキャッツのメンバーも出ています。
 1962年の映画。当時の日本は高度成長期の真っ只中。その時代のサラリーマンを描いた、ユニークな作品です。
 植木等が歌う「スーダラ節」「無責任一代男」「五万節」など、当時のヒット曲が映画を盛り上げてくれます。
 

 みんなの学校 2015年作品


 大阪市立大空小学校の1年間を記録したドキュメンタリー映画。
 この学校のすごいところは特別支援学級がないところ。
 いろいろなハンディキャップを持った子どもも、みんな同じ教室で学ぶ。
 理想的な考え方だが、これを公立の小学校で実現することがいかに大変なことか、想像に難くない。
 職員そしてボランティアなど、全ての大人が子どもに真剣に向き合う。
 その中心にいるのが校長の木村泰子先生。
 以前研修で木村先生の講演を聞く機会があった。
 今思うと、大変貴重な体験だったと感じる。

 
  上映会:あーすぷらざにて


 こちらはあーすぷらざの常設展




 上映会会場のあーすぷらざ付近では桜が満開で、花見も楽しむことができました


 メジャーリーグ 1989年 アメリカ
 
 弱小球団と呼ばれたクリーブランド・インディアンズ(ガーディアンズ)が、優勝目指して奮闘するお話。
 集まったメンバーは、一流とは言えない個性派プレーヤー達だ。
 しかし試合を重ねる毎に、彼らは成長し団結して優勝争いに絡む活躍を見せる。
 チャーリー・シーンが眼鏡をかけている理由が、よく分かった。実際彼自身も野球経験者で、かなりの腕前とのこと。
 クライマックスシーンでは、音楽も効果的。
 第3話まであるようなので、このあとの展開も楽しみ。
 スカパー!で視聴


 機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-
 
機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 公式サイト

 監督:鶴巻和哉 脚本:庵野秀明


 冒頭はあの”赤い彗星”の戦闘シーンが描かれる。
 あれっ?これってシャア・アズナブルの話かと思ったが、これは序章だった。
 ふとしたことから、ガンダムに乗ることになる高校生のアマテ。彼女を中心として、物語が進んでいく。
 登場するモビルスーツは、ジークアクスそして赤いガンダム?!
 「水星の魔女」くらいしか観たことのない、ガンダム初心者の自分でも楽しむことができた。
 このスタッフの名前を見ると、やはりエヴァンゲリオンを想像してしまう。彼らがガンダムの新たな面を見せてくれそうだ。米津玄師による主題歌も印象的。
 今から次作を期待してしまう。
 4月からのTVシリーズも楽しみ。



 ローソン・ユナイテッドシネマ みなとみらいにて鑑賞
 

 クロスロード 1986年 アメリカ

 クロスロードと言えば、知る人ぞ知るブルースギタリスト、ロバート・ジョンソンが悪魔に魂を売ったという、伝説の場所だ。ミシシッピ州にあるこの場所を目指して、2人の男が旅をする。
 ニューヨークで音楽を学ぶ青年ユジーンと、元伝説のブルースマン、ウイリー・ブラウンという老人がこの旅の主人公。
 2人は長距離バスでニューヨークからメンフィスへ。その後はヒッチハイクなどで、彼の地を目指す。途中ダンサーの少女フランセスと出会い、共に旅をする。
 苦労の末たどり着いたクロスロードで彼らを待っていたものとは?
 音楽も素晴らしい、極上のロードムービー。

 スカパー!で視聴


 このタイトル、あの歌の?
 半信半疑のまま映画館へ
 やはり、あの歌がモチーフになっている映画のようだ
 舞台の中心は、あの武道館
 小道具はコンサートのチケット
 そしてBGMはもちろん、あの曲
 平成と令和の2つの物語が交錯していく
 爆風スランプの音楽も流れたし、あの人物も登場するし
 あの歌詞から、こんなストーリーが生まれるなんて!
 とてもいい映画でした


 ローソン・ユナイテッドシネマ みなとみらいにて鑑賞 
 
 
 孤独のグルメ


 テレビ番組でもおなじみの作品である。
 番組のファンも満足させ、映画としての魅力も見せなければならない、という立ち位置。
 結果として、映画としても楽しめる作品だった。期待を裏切らない映画でした。
 109シネマズ川崎にて鑑賞

 小学校 ~それは小さな社会~ 公開中 

 都立のある小学校の1年間を撮ったドキュメンタリー。1年生と6年生にスポットを当てて、その日常を淡々と描く。
 カメラが主に追うのは、給食、清掃活動、委員会活動、入学式・運動会・卒業式といった、特別活動と呼ばれるものだ。その中で成長していく児童たち。その姿に大きな感動を覚えた。
 観ると幸せな気分になる映画です。オススメです!
 2025年1月 109シネマズ二子玉川にて鑑賞



 Do The Right Thing スパイク・リー主演・監督 
 1989年アメリカ 


 出演した女優が後にこう述べている。「この映画は古典と言ってよい」同感である。ただ単に古い映画というのではない。この映画が既にスタンダードになったという意味だ。
 スパイク・リーが演じるのが、イタリア系のピザ屋で働くムーキーという男。怠け者として描かれているが、果たしてそう決めつけることができるのだろうか。アメリカにおけるアフリカ系アメリカ人の立場を考えると、一概にそうとは言えないのではないか。大きなラジカセを持ち歩くラジオ・ラヒームという男。彼のラジカセからは常にパブリックエネミーFight the powerが流れている。「他の曲はないのか」と共演者から突っ込みが入るが、繰り返しこの曲が流される。スパイク・リーが映画の主題歌としてパブリックエネミーに依頼した曲だ。市長(メイヤー)と呼ばれる男。Do The Right Thingと言うタイトルは、この男の台詞として語られる。「正しいと思うことをしろ」アフリカ系アメリカ人にとっては、なんとも複雑な言葉ではないか。スマイリーは写真を売り歩く男。なんとマーティン・ルーサー・キングマルコムXの写真だ。この写真が物語で重要な役割を持つ。
 全ての出来事と台詞が物語の伏線となっている。傑作である。
 この映画から約30年後2020年、場所はアメリカ、ミネアポリス。「息ができないよ。」の言葉と共にこの世を去ったジョージ・フロイド氏。警官に拘束されるときの出来事だ。映画のような場面が、この国では何度繰り返されるのだろうか。対岸の火事として片付けられる問題ではないだろう。
 

 グッバイガール 1977年 アメリカ

 ニューヨークのダウンタウンに住む、ダンサーのポーラとその娘ルーシー。そこに役者であるエリオットという男が転がり込んできて・・・
 映画の存在は知らなかったが、主題歌は、学生時代よく聴いたヒットソングだ。今でも印象に残る曲だ。歌っているのは、デビッド・ゲイツというシンガー。
 曲の懐かしさから観たのだが、いい映画だった。劇中で聴く主題歌は、やはり最高だった。CDが欲しくなった。
 *スカパー!で視聴

 グラン・トリノ クリント・イーストウッド主演・監督
  2008年アメリカ映画

 シカゴで隠居生活を送るコワルスキー。隣の家にはモン族の一家が住む。
 自動車工場に長年勤務したコワルスキー。彼には朝鮮戦争での苦い体験がつきまとう。頑固者で息子たちとも疎遠になっている。
 そんな彼の前に現れたのが、隣人の青年タオ。彼との交流を通してコワルスキーは徐々にアジアの友人たちに心を開いていく。
 コワルスキーは彼らと親しくなるにつれ、彼らの問題点に気づく。タオが同じ民族のギャングたちから声をかけられ、なかなかその仲間から抜け出せないのだ。そしてコワルスキーはある決断をする。
 これはただの老人と青年の友情物語ではない。背景にあるのは、モン族の問題である。タイ北部とミャンマー、ラオスとの国境に住んでいた彼ら。ベトナム戦争時にアメリカへの協力を余儀なくされ、終戦後は行き場を失う。彼らには、そんな運命に翻弄された歴史があったのだ。
 複雑な背景を下地に、感動の物語を描くクリント・イーストウッド。さすがである。
 モン族のついてはこちらの本も「裏横浜





 ポライト・ソサエティ ヒューマントラストシネマ渋谷にて


 舞台はロンドンのパキスタン系イギリス人社会。
 スタントウーマンを目指す高校生のリアは、姉の結婚話にある疑念を抱く。そして彼女が取った行動が・・・。
 
アクションがところどころに入り、話の展開もスピーディー。
 衣装などから一瞬ヒンドゥー文化?と思ったが、パキスタンはムスリムでしたね。
 楽しく鑑賞しました。



 
 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 2004年

 シリーズ第3話
 叔母の家に居づらくなり夜の町をさまようハリーの前に現れた「夜の騎士バス」。ロンドンバスのような乗り物は、
ハリーを乗せ夜の町を猛スピードで駆けていく。
 相変わらずワクワクするプロローグである。
 新任教授のリーマス・ルーピンと「囚人」シリウス・ブラックの2人のキャラがいい。
 怪鳥バックビークにも注目。


 ハリー・ポッターと秘密の部屋  2002年

 シリーズ第2話。
 学校へ戻る汽車に乗り遅れたハリーとロン、代わりに乗るのは空飛ぶ車。始まりから期待が高まる展開。
 学校に残る「秘密の部屋」の謎を解くハリーたち。
 今回のキーマンは森の番人ハグリッドだろう。
 傑作である。 

 ハリー・ポッターと賢者の石 2001年

 言わずと知れたハリー・ポッターの第1話。
 叔母の家で暮らすハリー・ポッターに、ある日ホグワーツ魔法学校への入学許可証が届く。
 身支度を調えたハリーは、ロンドン発ホグワーツ行きの汽車に乗る。そこでハリーは、学校の関係者や級友と出会う。
 DVDで本シリーズを見たのは、何年前だろうか。
 ハリー・ポッターの冒険、リスタートである。
 スカパー!にて視聴 

 

 フェラーリ  
109シネマズ川崎にて 
 フェラーリの創業者エンツォ・フェラーリの物語。
 クライマックスのレースシーンは迫力満点。映像はもちろん、車のエンジン音に圧倒される。
 「レーサーは常に命がけで走っている」強烈なメッセージを発信する映画だった。 
 *成人向け

 大脱走 ”The Great Escape” 1963年アメリカ
 出演スティーブ・マックイーン、ジェームズ・コバーン、チャールズ・ブロンソン

 第二次世界大戦中、ドイツ軍の捕虜になった連合軍兵士が脱走する物語。
 彼らはそれぞれ、脱走のための特技を持った者たちである。指揮官、トンネル屋、(物資)調達屋、そして(文書)偽造屋なども。
 個性的な捕虜達を演じるのは、錚々たる俳優達である。
 物語は脱出までのプロセスを描く前半と、脱出後のそれぞれの足取りを追う後半に分かれる。
 後半は逃亡の手段も様々。船、列車、オートバイ、飛行機などである。ある者は捕らえられ、ある者は命を奪われ、最後まで逃げ延びる者はわずかのみ。スティーブ・マックイーンのバイクでの逃走シーンが、記憶に残る。
 最初にテレビで見たのは、中学生の頃か。約半世紀ぶりの鑑賞となった。楽観的な話ではないが、やはり何かが心に残る名作だろう。
 エルマー・バーンスタインの音楽が映画を盛り上げる。
 スカパー!にて鑑賞


 インビクタス 負けざる者たち 
 クリント・イーストウッド監督 2009年アメリカ


 1994年に
ネルソン・マンデラが南アフリカの大統領に就任する。翌年同国でラグビーワールドカップが開催される。マンデラは代表チームの応援をすることにより、人種間の融和を図ったという。
 下馬評を覆し、決勝へとコマを進めるスプリングボクス(南アフリカ代表)。相手は優勝候補のオールブラックス(ニュージーランド代表)である。オールブラックスのファンである自分も、このときだけはスプリングボクスを応援してしまった。これはクリント・イーストウッドの魔術か?ネルソン・マンデラの執念か?

 世界でなお争いが絶えない今こそ、見るべき作品であろう。
 *ブルーレイディスクにて鑑賞 
 

 
  松田優作の狂気” 角川シネマ有楽町にて
 *このイベントは終了しました

 蘇る金狼 松田優作主演 大藪春彦原作 ’79年 角川映画

 主人公の朝倉哲也。二つの異なる顔を持つ。表の顔はうだつの上がらないサラリーマン。裏の顔は高度な格闘術を身に付け、銃の扱いに長けたソルジャー。これを松田優作が演じる。おもしろくないわけがない。
 銃の細部へのこだわりなど、原作の雰囲気をよく表現している。
 格闘や戦闘シーンも魅力的だが、頭脳戦や駆け引きなども興味深い。
 台詞もよく練られていて、松田優作のよさが十分に生かされた作品となっている。
 「ねえ、ジュピターには何時に着くの?」
 (成人向け)


 
野獣死すべし 松田優作主演 大藪春彦原作 ’80年 角川映画

 殺伐としたシーンが続き、暗い気分になる作品。原作と較べると、背景や動機などの描き方があまく、なぜ?という疑問だけが残る。
 松田優作の演技が鈍く怪しく光る。完全マニア向け、個人的にはおすすめしません。(成人向け)

 探偵物語 薬師丸ひろ子 松田優作 ’83 角川映画

 1983年といえば「時をかける少女」を見た年、当時原田知世派だった自分としては、薬師丸ひろ子にはあまり注目していなかった。あらためて見てみると、薬師丸ひろ子の魅力が伝わる作品である。
 一方の松田優作であるが、この作品で彼のよさが生かされているかは、疑問の残るところである。あくまでも薬師丸ひろ子”主演”映画なのである。岸田今日子、財津一郎、荒井注などの共演者がいい味を出していた。主題歌は大瀧詠一作曲、松本隆作詞というゴールデンコンビ。探偵物語 主題歌 - 検索 (bing.com)
 ストーリー的にはなかなか楽しめるのだが、最初の依頼者は誰?という謎が残った。
 それにしてもこの映画、一度観たことがあるなあ?と思って調べてみたら・・・
 封切り時の同時上映作品が「時をかける少女」って?
 そうか、2本立てだったのか!この2本、この2人を並べてみせるとは。
 角川映画恐るべし。それにしても、メインはどっちだったんだろう?
  2024.4.1 


 人間の証明 岡田茉莉子 松田優作 ’77 角川映画

     原作 森村誠一

 母さん、僕のあの帽子どうしたでしょうね 
 夏、碓氷から霧積へ行くみちで 渓谷へ落としたあの麦藁帽ですよ 
 雨の中、これを観るため有楽町へ。1977年の角川映画。
 ある殺人事件を追う刑事役は、松田優作。彼もまた過去に暗い影を持つ。相棒役はハナ肇。
 二人はやがて霧積温泉へ。西条八十の詩と麦わら帽子の関係は?
 ”Mama, do you remenber the straw hat you gave me・・・” 
 谷底へと落ちていく麦わら帽子、そこに
ジョー山中が歌う主題歌が、重なる。

 暗い映画館から出ると、先ほどまでの雨は上がりまぶしいくらいの青空が輝いていた。  


 ブラックレイン 1989年日米合作
 出演 マイケル・ダグラス 松田優作 高倉健

 日米合作のこの映画。日米の刑事の友情を描いた作品である。
ブラックレイン、直訳すれば「黒い雨」である。すぐに思い出されるのが井伏鱒二による同名の小説である。広島の原子爆弾について書かれた作品だ。映画では米軍による空襲のあとに降った雨として描かれている。
 ニューヨーク市警察の刑事ニック(マイケル・ダグラス)は、殺人事件を起こした日本のヤクザ佐藤(松田優作)を逮捕する。その後ニックは同僚のチャーリーとともに、佐藤を日本の大阪へ護送することに。しかし日本の警察に引き渡す前に、佐藤に逃げられてしまう。ニックとチャーリーは、佐藤を追う。その2人の監視役として行動を共にするのが、日本の刑事松本(高倉健)である。
 舞台は大阪である。なぜ大阪なのか。ロケ地の関係のようである。
 松田優作の遺作になったこの映画。その迫真の演技は、他の共演者を圧倒していると言えるだろう。このあともハリウッドから出演の依頼があったという。彼のその後の演技が見られないのは、今でも残念に思う。
 スカパー!にて鑑賞



 

 トップガン マーヴェリック トム・クルーズ主演 2022年 アメリカ

 映画館で見たのが2年前。今回はブルーレイで鑑賞。前作:トップガン(1986年)抜きに、本作を語ることはできないだろう。至る所に前作の伏線回収があるからだ。
 オープニングからしてそうだ。艦上からのテイクオフ、甲板員とのサイン交換、そしてケニー・ロギンスの歌う主題歌。前作のデジャブを見せられているようだ。続くバイクシーンもそうだ。革ジャンを着たトム・クルーズの姿が前作のそれと重なる。
 しかしあれから確実に時は経っていた。かつての同僚アイスマンは海軍大将になっていた。彼の勧めにより、マーベリックはトップガンの教官としてかの場所へ戻ってくる。その生徒の中には同僚だったグースの息子がいたのだった。
 これは前作の伏線回収ではなく、前作へのオマージュである。トム・クルーズの”トップガン愛”がたっぷり詰まった作品である。
 映像、音響、音楽、脚本全てが素晴らしい。レディー・ガガが歌う主題歌も感動的だ。
 2024.5 ブルーレイで鑑賞



炎のランナー ” Chariots of Fire” 1981年 イギリス

 主人公はパリオリンピック(1924年)に出場した2人のイギリスのランナー、ハロルド・エイブラハムスエリック・リデルだ。エイブラハムスはケンブリッジ大学出身のユダヤ系イングランド人、リデルはスコットランド人の牧師だ。2人は実在の人物である。
 冒頭は、オリンピック選手達が海岸を走るシーンで始まる。泥を跳ね上げながら走る選手達。そこにバンゲリスのテーマ曲がかぶる。カメラは次第にズームアウトし、手前にいた犬が彼らを追いかけていく。印象的なシーンだ。
 クライマックスは、オリンピックでの2人の走りだ。
最終的にエイブラハムスは100m走、リデルは400m走に出場することになる。果たして結果は。会場近くで試合結果を待つエイブラハムのコーチ、ムサビーニ。彼は上がった国旗を見て勝敗の結果を知る。感動的なシーンだ。
 1981年映画館でこの作品を見た私は、当時大学生。その映像と音楽に圧倒されたのだった。今改めて見ても、やはり素晴らしい映画だ。
 この映画の舞台となったパリ五輪からちょうど100年後の今年、オリンピックは再び同地で開催される。
 2024.5 スカパー!にて鑑賞
 


 再会長江 武内亮 監督 2024 日本


 日本人の監督が中国の長江を遡り、その様子をカメラで捉えたドキュメンタリー映画。
 上海、南京、赤壁、長江三峡、重慶、瀘沽湖、シャングリラ、チベット高原など、長江源流を目指し各地を巡る旅は、極上のロードムービーだ。その絶景に魅せられる場面も多々あり。
 中でも
瀘沽湖の風景は思わず息をのむほどの美しさだ。大空と湖が一体化した光景は、素晴らしいとしか言いようがない。赤壁は三国志の舞台にもなったところ。しばし歴史に思いを馳せる。シャングリラは文字通り桃源郷。かつてヨーロッパの人々が憧れた土地だ。
 風景や歴史だけではない。カメラはそこで暮らす人々の生活も追っていく。遊牧民の住居に招待される場面は興味深かった。
 そして「再会」である。10年前もこの地を訪れたという武内監督。再会を果たすべく
前回知り合った人々を訪ね歩く。そこにはとても感動的な「再会」があった。
 長江の最初の一滴を目指すラストの場面も印象的であった。
 2024.5 角川シネマ有楽町にて視聴

 

 ブルース・ブラザース2000 1998年 アメリカ
 ダン・エイクロイド主演

 冒頭はエルウッド・ブルース
ダン・エイクロイド)が出所してくる場面で始まる。前作のジェイク・ブルース(ジョン・ベルーシ)の出所シーンと重なる。出所したエルウッドは刑務所前で迎えを待っているが、次の日の朝になっても誰も現れない。辛いシーンだ。ジェイクは既に亡くなっていたのだ。若くして亡くなったジョン・ベルーシを彷彿させるシーンだ。結局彼を迎えに来たのは、赤いスポーツカーに乗った若い女性だった。
 孤児院へ向かったエルウッドは、彼らの育ての親だったカーティス(前作でキャブ・キャロウェイが演じた)が亡くなり、彼に息子がいることを知る。名前はカベル・チェンバレン。一方孤児のバスターともここで知り合う。
 イリノイ警察署長になっていたカベル・チェンバレンにエルウッドは会いに行く。そこで借金とバンドへの加入を依頼するカベルに断られる。
 次にエルウッドとバスターが向かったのは、昔のバンド仲間ウィリーの店だ。ここでバーテンダーをしていたマイティ・マックを新たに仲間にする。エルウッド、バスター、マイティの3人による新ブルースブラザーズの誕生だ。
 3人は警察やロシアンマフィアなどに追われる最中、とある宗教の集会に出くわす。神父はジェームス・ブラウンである。ここで彼らを追ってきたカベルが、4番目のメンバーとなる。
 昔のバンドを加えた彼らは、ブードゥー教の魔女のクイーン・ムセット(エリカ・バドゥ)が主催するバンドコンテストに参加する。
 対抗するバンドは「ルイジアナ・ゲイター・ボーイズ
 このバンド、実はB.B.キングが率いるブルースのオールスターバンドであった。エリック・クラプトン、ドクター・ジョン、クラレンス・クレモンズなど錚々たるミュージシャンが顔を揃えていたのだ。これじゃ、勝ち目はない?
 キングがエルウッドに言う。「また会ったな、エルウッド」「いい転職をしたな」エルウッドが答える。そうか、キングは別の役で既に登場していたのだった。
 ブルーグラスバンドと勘違いされる場面など、前作に対するオマージュが随所で感じられた。
 これはダン・エイクロイドがジョン・ベルーシに捧げた、ブルース愛に満ちた作品だ。
 当時映画館で本作を観た私だったが、この作品の良さがわかるにはまだ若すぎたようだ。
 2024.5 スカパー!にて再視聴

 ブルースブラザーズ 1980年 アメリカ  

  ジョン・ランディス監督 
  ジョン・ベルーシ ダン・エイクロイド主演

 ジョン・ベルーシ演じるジェイク・ブルースが刑務所から出てくるシーンで始まる。迎えに来るのがダン・エイクロイド演じる弟のエルウッド。彼が乗ってきたのが中古のパトカー「ブルースモービル」なんとパトカーで刑務所にお出迎えである。彼らは世話になった孤児院へ行き、そこが閉鎖の危機にあることを知る。ここの神父役はキャブ・キャロウェイ次に彼らが向かったのはとある教会。ここでMCを務めるのが、ジェームス・ブラウン。当然ながら大ゴスペル大会に。二人はその場でバンドの再結成と、孤児院存続のための資金調達を決意。楽器を揃え、昔のバンド仲間を集めに行く。楽器店の店主はレイ・チャールズ、集まったバンドのメンバーはスティーヴ・クロッパーマット・マーフィーなどの面々。なんともぶっ飛んだ展開で、しかも豪華なキャスト陣!ちなみにジョン・ランディス監督は、マイケル・ジャクソン「スリラー」のMVでも有名。主演のジョン・ベルーシは、残念ながら82年に早逝。一方相棒のダン・エイクロイドは、その後「ゴーストバスターズ」や「ブルースブラザーズ2000」などに出演し、今でも現役続行中。

 44年前の作品である。映画館で観たとき自分は大学生。時の流れを感じつつ、今回BS放送で再視聴。当時は音楽やツートンカラーの衣装にも、影響を受けたものだった。サントラ盤をレコードで購入した思い出も。 24.2 再視聴

  サントラ盤はCDで持っていました。ブルースブラザーズ2000も映画館で見た記憶があります。こちらの映画はイマイチだったような。でも音楽はかっこいいブルースです。

 

 ノッティングヒルの恋人 ”Notting Hill” ジュリア・ロバーツ主演 1999年 アメリカ映画

 ロンドン西部で書店を営む男とハリウッド女優とのラブストーリー。
 舞台になった、ノッティングヒルは2つ理由で世界中にその名を知られる。
 一つ目はノッティングヒル・カーニバル。カリブ海周辺にルーツを持つイギリス人の祭りで、毎年大規模に開催される。
 そして二つ目はこの映画だ。
 ジュリア・ロバーツ演じるハリウッド女優アナ・スコットが、ロンドン西部にあるノッティングヒルの書店を訪ねてくる。その後2人は偶然再会することになり・・・
 映画を見ながら、ノッティングヒル・カーニバルのシーンが出てくるのかと期待したのだが現れず。
 映画ではジュリア・ロバーツの魅力が十分に引き出されている。
 随所に使われる音楽も効果的。主題歌の”She”はエルビス・コステロに寄るもの。
 鑑賞後は幸福感を味わえる感動作です。
 スカパー!にて視聴 2024.5



 ポリスストーリー ジャッキー・チェン主演 1985年作品

 香港警察のチェン・カクー刑事(ジャッキー・チェン)は、ふとしたことから麻薬犯罪組織のボスチュウの秘書サリナを警護することになる。しかし刑事である自分自身にも殺人の容疑をかけられてしまう。それでも犯人を追うチェン刑事だが・・・。
 テンポよく進んでいく
ストーリーがいい。
 型破りのチェン刑事。時には上司に拳銃を向けることも。
 1985年の香港(約40年前)は、明るく活気に満ちていたようだ。
 そして今香港は・・・
 シリーズ化しているようなので、次作も見て香港の移り変わりを感じてみよう。
 スカパー!にて視聴 2024.4
  


 
 プリシラ ソフィア・コッポラ監督

 エルビス・プレスリーの元妻、プリシラ・プレスリーの物語。
 彼女とプレスリーとの出会いから別れまでを、女性からの視点で描いている。
 随所に使われる音楽が素晴らしい。あの場面でサンタナも。
 ラストシーンは泣けた。ここでも選曲のよさが光った。
  二人の間に生まれたのが、リサ・マリー・プレスリー。彼女は後々マイケル・ジャクソンと結婚することになる。
 監督はあのフランシス・フォード・コッポラの娘さん。
 映画の後は王将で余韻を楽しんだ。
 TOHOシネマズ川崎にて 2024.4


 ”尾道三部作”

 時をかける少女 大林宣彦監督 原田知世主演
 1983年 角川映画
 ある土曜日の放課後。高校生の芳山和子は、同級生の堀川吾朗と深町一夫とともに理科室へ掃除に行く。ふと物音を聞き実験室に入った和子は、そこで白い気体を吸い込み気を失ってしまう。それから後、和子には次々と奇妙な出来事が降りかかる。
 筒井康隆原作、大林宣彦監督による尾道三部作のうちの一本である。原田知世の初々しい演技を、尾道の風景、そして松任谷正隆の音楽が盛り上げてくれる。
 最初に映画館で見たのは、たぶん大学を卒業してすぐのころか。旅行でも尾道を訪ねたりと、結構この映画にはハマっていたようだ。今でいう聖地巡礼みたいなものか。
 今回約40年ぶりにブルーレイで鑑賞。時の流れを感じつつ、今でも色あせない作品の魅力を再認識したのだった。


 さびしんぼう 大林宣彦監督 山中恒原作 
        尾美としのり 富田靖子出演 1985年

 尾道の夕景に、ショパンの「別れの曲」が重なり、その中を自転車で駆け抜けていく少女、橘百合子(富田靖子)。印象的なシーンだ。
 高校生井上ヒロキの前に現れた不思議な少女、さびしんぼう。彼女がきっかけでヒロキとその周囲の人々が、次々と騒動に巻き込まれていく。一方ヒロキは、憧れの少女橘百合子に偶然出くわす。自転車の故障で困っている彼女。そこでヒロキが自転車修理を手伝うことになり・・・。
 尾道、特に向島に渡る連絡船の風景がまぶたに残る。もう一度この町を訪ねてみたい。


 
エクソシスト 1973年 アメリカ

 自分が中学生の頃、話題になっていた作品。当時はあまり関心がなく今まで見る機会がなかった。
 オリジナルは73年の作品だが、今回見たのはディレクターズカット版。エンディングがやや変更されているようだ。
 ある女優の娘に悪魔が取り憑くというストーリー。エクソシストとは悪魔払いの祈祷師のこと。この映画では2人の祈祷師が登場する。
 大人が鑑賞するはどうなのかと興味半分で見始めたが、よく出来た作品で最後まで興味深く鑑賞することが出来た。
 あの有名なテーマ曲は、マイク・オールドフィールドによるもの。
 *成人向け  2024.7 スカパー!にて鑑賞

    

 ラスト・ボーイスカウト The Last Boy Scout ブルース・ウィルス主演 

 冒頭はフットボールゲームのシーン。ゲーム中に悲劇が起きる。
 その数年後、私立探偵のジョー(
ブルース・ウィルス)はボディーガードの仕事を頼まれ、そこである事件に巻き込まれる。その真相を追っていくうちに、ジョーはフットボール界の巨大な闇の存在を知ることになる。
 1991年のアメリカ映画。あれっ?これ一度観たことがあるような・・・映画館で? 
 2024.3 スカパー!にて視聴 


 燃えよドラゴン ”
ENTER THE DRAGON” ブルース・リー主演 

 1973年の作品である。当時自分は中学生。自分の周りには、ブルース・リーをまねる多くの友人達がいた。残念ながらリアルタイムでは観ていない。けれども映画は一大ブームとなり、ブルース・リーの名前は瞬く間に知れ渡ることになる。
 ブルース・リーは、本作制作時には既に香港では大スターだったが、この映画で世界的な名声を得ることになった。この時代に、東洋人が主役の映画を作り大きな成功を得るのは並大抵のことではない。けれども、生前彼がこの成功を知ることはなかったのである。
 この映画の魅力はなんといっても、ブルース・リーのアクションだろう。彼の格闘家としての実力が、映画でのよりリアルな動きを可能にしている。
 イギリス人もオーストラリア人もみんなが知ってるこの映画、やはり
人気はワールドワイド。

 2024.3スカパーにて視聴
  ブルース・リー伝こちら

  


  
リトル・リチャード 
アイ・アム・エヴリシング~
  角川シネマ有楽町にて 2024.3


 リトル・リチャード、
彼の影響を受けていないロックミュージシャンを見つけるのは難しい。ローリング・ストーンズ、ビートルズ、デビッド・ボウイ、みんな彼の後を追いかけていった。エルビス・プレスリーは尊敬を込めてこう言った。「彼が真のロックンロール・キングだ」
 リトル・リチャードの圧巻のパフォーマンス。光と影を併せ持つ彼の人生を描いた、極上のドキュメンタリー。




 

 ザッツ・エンターテインメント
 THAT'S ENTERTAINMENT 1974 アメリカ
 約50年前の映画。映画館で本作を観た中学生(の私)は、この映画にひと目惚れしてしまったのでした。同時にアメリカ文化への憧れも。サントラ盤を買い何度も聴いた覚えもあります。
 MGMミュージカル映画の名場面を集めた本作。MGM社が50周年を記念して製作したもの。ということは今から約100年前の映画へのオマージュ!
 「ショウボート」「雨に唄えば」「虹の彼方に」
などの名作に、ジーン・ケリー、フレッド・アステア、ジュディー・ガーランドなど銀幕のスターが華を添える。テーマ曲はヘンリー・マンシーニ。50年ぶりにDVDにて再視聴。 2024.2
   

 当時購入したサントラ盤。レコード2枚組で3500円。中学生の小遣いではなかなか買えない値段でした。



 当時のパンフレット
 今となっては貴重なものです

 
 スタンド・バイ・ミー  Stand by Me 1986 アメリカ

 舞台は1959年、オレゴン州の小さな町。4人の少年が死体探しの旅に出る冒険物語。家庭の事情などからそれぞれ悩みを持つ少年達だが、冒険を通して成長しお互いの友情を深めていく。線路沿いをひたすら歩いて行く彼らが、旅の中で見つけたものとは?
 Ben・E・Kingが歌う同名の主題歌が、映画の余韻をより味わい深いものにする。人間の「生」だけでなくその裏側にある「死」をも描き出す傑作。次はスティーブン・キングによる原作も読んでみよう。 2024.2  ブルーレイで鑑賞 
  


 「窓際のトットちゃん」 2023.12 映画館にて

 原作を読んでいたので、一応観ておくかくらいの気持ちで映画館へ。結果的には映画も観てよかった。本を読んだ時とはまたちがう感動を味わうことができた。


 春に散る 2023 沢木耕太郎原作 佐藤浩市主演

  2023.9 映画館にて試聴

 原作がよかったので、映画も見に行くことに。登場人物や場所の設定など、原作とはやや異なる点もあったが、映画は映画として楽しむことができた。
 主役の佐藤浩市もよかったが、昔の仲間を演じる片岡鶴太郎がいい味を出していた。 

 映画『春に散る』 公式サイト (gaga.ne.jp)


 「華麗なるギャッツビー」

 1974年にロバート・レッドフォードで、2013年にはレオナルド・ディカプリオ主演で映画化されている。
 ギャッツビーは自分の邸宅にデイジーを招待し、「英国製」のシャツをばらまく。そのシャツを抱きしめながらデイジーが言う。"I've never seen such a beatiful shirt.”(なんてきれいなシャツなんでしょう)
  ちなみに前者の衣装はラルフローレン、後者で使われたのがブルックス・ブラザーズである。どちらもDVDで鑑賞したが、両者の違いに注目して見るのも楽しい。


 映画で使われたブルックス・ブラザーズ社の衣装


 ディカプリオ着用のピンクのスーツ

 ”ランボーシリーズ”

 ランボー/最後の戦場 
シルヴェスター・スタローン主演 2008年 アメリカ

 ランボーシリーズ第4作目。題には「最後の」とあるが、次作「ランボー ラスト・ブラッド」が完結編だそう。
 今回の舞台はミャンマー。独裁政権下で迫害されるカレン族。そこへアメリカの慈善団体が人道支援に来るが、捕虜になってしまう。彼らを救出するために派遣された傭兵たち。彼らをボートで運ぶ役だったランボーだが、傭兵たちの作戦に自ら加わるのである。命令されて戦うのではなく、自分から進んで戦うところは、前作までとは異なる点だ。
 相手を絶対的な悪とし、大量殺戮を描く本作。
 お互いに正義を主張し、武力で衝突することの愚かさ。
 世界ではいまだにこの愚行が繰り返されているのである。
 *成人向け

 ランボー/怒りのアフガン シルヴェスター・スタローン主演 1988年制作 

 原題は”Rambo III”
 今回のミッションは、人質になった大佐の救出。ランボーはアフガニスタンの民兵組織と協力して敵のソビエトと対峙する。帰還兵の苦悩を描いた前2作品とは、本作は明らかに異なる。だから「ランボー/怒りのアフガン」という邦題は、当てはまらないはずだ。ランボーはこの困難なミッションをもやり遂げる。ラストに「この映画をすべてのアフガン戦士たちに捧げる」とテロップが入る。 
 映画制作の翌年1989年に、ソ連はアフガニスタンから撤退。アメリカは友好関係にあったはずのタリバンと対峙することになる。その後2001.9.11を経て、アメリカはアフガニスタンを攻略、さらにイラク戦争へと迷走していく。
 最後のテロップがタリバンに向けたものとされ、批判されることになるのは、この映画の皮肉な後日談だ。
 ランボーの振り絞るような声が聞こえてくる。「彼らは友人だったはずだ!」
 苦悩するランボーの姿が、迷走するアメリカを象徴しているようだ。 
 本作の邦題は「ランボー/苦悩のアフガン」としましょう。
 スカパー!にて視聴 2024.4 


 ランボー/怒りの脱出 シルヴェスター・スタローン主演 1985年

 前作に較べてアクションの要素が強く、興行的にも成功したようだ。
 原題は”Rambo: First Blood Part II”
 日本語題の秀逸さが光る。
 今回のミッションは戦争捕虜兵の調査。戦後10年経っても捕虜?背後にはソビエト兵も。これが今度の敵、と思いきや、捕虜を救おうとするランボーを裏切る上官。
 怒ったランボーの標的になるのは・・・
 終盤大佐がランボーに言う。
 「この戦争は間違っていた。でも国を恨むな。」
 単純に敵を倒すだけの物語ではなかった。
 迷えるランボー、次の行き先は?
 スカパー!にて視聴 2024.4  

 ランボー シルヴェスター・スタローン主演 1982年

 原題は”First Blood”
 先に仕掛けてきたのはやつら、という意味でしょうか。
 ベトナム帰りの英雄、ランボー。あらゆる武器の扱い、格闘技、ゲリラ戦など全ての戦闘技術を完璧にマスターしている。
 アメリカの田舎町を歩いていたところ、保安官に身柄を拘束される。
 脱走して山奥に逃げ込むランボー。追う警察。
 多数の警察や軍隊に囲まれても、突破するランボー。強い。
 ランボーは言う。
 「おれは、飯を食う場所を探していただけだ。」
 戦場の英雄にも、母国での居場所はなかった。
 ランボーの孤独な戦いは果たして?次作へ続く・・・
 スカパー!にて視聴 2024.4

 

コメント

ヒョウちゃん さんの投稿…
「時をかける少女」角川映画ということで、画像の隣にある「人間の証明」も気になるところです。
「人間の証明」が長らく角川映画第一弾と思い込んでいましたが、「犬神家の一族」が最初だったんですね。
さて、大林監督の「時をかける少女」、角川俳優ともいえる高柳良一氏も出演しているのですが、この人は早くに俳優業を引退し、角川書店に入社し、鉄道作家の宮脇俊三氏のインド取材に同行してます。
宮脇氏の「インド鉄道紀行」という文庫本を購入して、このことを知り、「へえ」と思ったものです。
INOG's さんの投稿…
ヒョウちゃんさん、コメントありがとうございます。角川映画の再発見については、ヒョウちゃんさんのお力添えのおかげです。お礼を申し上げます。引き継ぎ、角川映画、大林宣彦監督、原田知世などをフォローしていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。高柳良一氏のエピソードは貴重なトリビア情報ですね。知りませんでした。 

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