アライヴ2 Alive II  南こうせつ✕新日本フィル    

 このページではいろいろなライブ・コンサートを取り上げます

 すみだ平和祈念音楽祭2025 南こうせつ×新日本フィル「戦後80年、受け継ぐ平和への想い」
 すみだトリフォニーホールにて




 新しくてきれいなホール
 パイプオルガンがあり、クラシックコンサートの会場としても多く使われるそう
 音響も素晴らしかったです

 開演時間16時に暗転し、幕開け
 オープニングは俳優榎木孝明による、戦争体験の朗読
 ここ墨田区でも空襲による大きな被害があったことを思い出す

 第1部は南こうせつのステージ
 3人のバンドメンバーを従えこうせつが登場
 夏、そして戦争体験を歌った曲を中心にステージが進む
 かぐや姫時代の「」も披露
 ここで印象的だったのが「戦争は知らない
 フォーク・クルセイダーズの歌で有名だが、作詞はあの寺山修司である

 第2部は新日本フィルハーモニー交響楽団とアーティストたちの共演
 新日本フィルはここすみだトリフォニーホールがホームグラウンドだそう
 ステージ上にオーケストラのメンバーが登場するだけで、フルオーケストラの迫力を感じる
 まずは新日本フィルが「G線上のアリア」を披露、雰囲気を盛り上げる
 次に夏川りみが登場
 三線を携え「涙そうそう」を歌う
 オーケストラのバックが曲を一層盛り立てる
 続いて喜納昌吉の「」を熱唱
 さとうきび畑ではなかった
 そして再び南こうせつが登場
 「青春の痛み」「神田川」「幼い日に「あの人の手紙」などの曲を、オーケストラをバックに次々と歌っていく
 「幼い日に」では、オーケストラが情景を想像させるような演奏を披露し、見事なコラボレーションを聴かせてくれた
 アンコールでは坂本九の「上を向いて歩こう」を出演者全員で合唱
 心に残る感動的なステージだった
 長いキャリアを持つ南こうせつ
 引き出しの多さはさすがでした  





 最寄り駅はJR錦糸町
 この界隈から見るスカイツリーはとてもきれいです
 

 ベトナムフェスティバル2025@代々木公園

 NHKのブースでは、どーもくんがお出迎え

 6月1日(日)12時頃、メインステージに陣取りライブ鑑賞開始
 冷たい雨だった前日とは打って変わり、この日は初夏の太陽が照りつける晴天
 暑い中、ビ-ルを飲みながらの鑑賞でした

 小栗久美子トルントリオ



 トルンは、木琴のおばけのようなベトナムの楽器

 BamBoo Revolution & 武芸の和
 詩吟に合わせて剣舞も披露 

 V-Artist
 ベトナムのアーティスト数組によるパフォーマンス

 「実家暮らしのマリエッティ」 パッパラー河合プロデュース


 オペラ歌手辰巳真理恵さんが、ロックアレンジの演奏で歌う
 お父様の辰巳琢郎さんも鑑賞中でした


 15時頃サンプラザ中野くん・パッパラー河合が登場
 パッパラー河合氏は衣装替えしていました


 1曲目は「大きな玉ねぎの下で
 曲後のMCでは、同名の映画についても触れていました



 その後は「無理だ!」「旅人よ」「Runner」と立て続けに演奏
 Runnerは、サビのみベトナム語バージョンでした
 全4曲、圧巻のパフォーマンスでした


 イベント後は代々木上原駅前へ移動
 友人と反省会を行いました
 ヒョウちゃんさんのページはこちら↓↓↓
 2025年のベトナムフェスティバル - Cafe de Castella Annex 


 ★萌でんぱ少年!! 大大復活祭 2025!! ~過ぎさりし萌をもとめて~
  @東京キネマ倶楽部(鶯谷)

 連休真っ只中のこの日
 アキバ系のライブを観るため、鶯谷まで行ってきました

 鶯谷まで行ったついでに周囲を散策
 会場に到着したのは16時頃




 まずはグッズをチェック
 ULTRA-PRISM小池雅也のTシャツをゲット
 バックプリントのギターがかっこいい



 こちらは前回(2012年渋谷)ULTRA-PRISMを観たときに購入したもの  


 整理入場のため、しばらく待機
 エレベーターで会場の6Fへ




 ドリンクを受け取って2階席(6F)へ
 前に遮るものがなく視界は良好
 1階席はオタ芸をやる人が多いので、自分はここから
 何しろ”でんぱ”に”萌”が付くイベントなので、どんな展開になるか楽しみです

 17時定時に客電が落ち、トップバッターのバンドLittle Non.が登場
 ドラマーの掛け声でいよいよライブがスタート!
 萌え系のボーカルと、骨太の演奏を聴かせるバンドとのミスマッチ感がいい感じ
 20年以上もバンドとして活動しているらしく、まとまったサウンドが魅力的でした

 2番手・3番手に登場したのは、それぞれ女性ボーカルのNANA、そして橋本みゆき
 2人とも実力派のシンガーで、次々と持ち歌を披露していく

 そしてセミファイナルはULTRA-PRISM
 月宮うさぎ(ボーカル)小池雅也(ギター)が舞台に登場すると、会場も熱気を帯びてくる
 彼らのステージを観るのは、2012年の渋谷以来
 当時はでんぱ組.incとのジョイントでした
 久しぶりに彼らのデビュー曲「侵略ノススメ☆」(侵略!イカ娘の主題歌)などが聴けてよかったです 


 こちらは彼らのファーストアルバム

 最後に登場したのは桃井はるこ
 でんぱ系、萌ソングの代名詞のような存在
 年齢を感じさせないエネルギッシュなパフォーマンス
 観ているこちらまでパワーをもらう
 至る所でサイリウムが振られ、1Fではオタ芸が炸裂し会場内はカオス状態に・・・

 ここで第1部が終了
 休憩を挟んで第2部へ突入
 第2部は各アーティストがジョイントして、熱いステージを見せる
 エンディングは全員が揃っての大熱演
 終演時、時計は20時30分を指していました
 3時間30分の濃密な時間でした

 このあとは鶯谷の駅前で反省会をしていきましょう



 EARTH,WIND & FIRE/NILE RODGERS & CHIC
 ぴあアリーナMM
 2025.4.20

 桜木町駅から歩いて会場へ





 グッズを仕入れてから、観客席へ
 アリーナ内には既に熱気が漂う
 この日もソールドアウト

 開演時間17:00ちょうどにNILE RODGERS & CHICが登場。
 "LE FREAK" "I WANT YOUR LOVE"などCHICの往年のヒット曲で会場を盛り上げていく。
 "We are family "(Sister Sledge)、"Let's dance"(David Bowie)、”Like a Vergin"、"Material Girl"(Madonna)など、ナイル・ロジャースがプロデュースした他アーティストの曲も次々と披露。プロデューサーとしての活躍の幅広さを見せつける。ディスコサウンド全盛期を思い出す。
 圧巻は彼のギタープレイ。チョッパーベースとの掛け合いは、ステージのハイライトだった。年を感じさせない彼のプレーに元気をもらう。前座とは思えない、60分間の圧倒的なパフォーマンスだった。


 30分の休憩時間を挟み、18:30にEARTH,WIND & FIREが登場。
 前半は "Serentine Fire" などのヒット曲を軽快に演奏していく。
 中盤では、”Reasons"、”After The Love Has Gone"などのバラードを聴かせる。オリジナルメンバーの一人であるフィリップ・ベイリーが美声を披露。かつてのハイトーンではないが、さすがのパフォーマンス。
 後半は”Fantasy”、”Boogie Wonderland”、”Let's Groove”、”September”と立て続けに演奏し、90分間のステージを締めくくった。
 思えば彼らのステージを見るのは、1979年の初来日以来。あれから46年間が過ぎていたのだった。

 会場でCHICのCDも購入
 退出時には前を歩くDJ KOOさんを目撃
 プライベートでも、あの格好でした
 その後、桜木町ぴおシティ地下へ移動




 大学時代の友人との反省会
 まだまだ夜は長い

 伝説のコンサート テレサ・テン
 
1985年 NHKホール

空港
 飛行機の効果音で幕が開ける
 空港をイメージした舞台に、ゆっくりとテレサ・テンが登場

 台湾で生まれ育ち、幼い頃からその歌声で名声を博したテレサ。’74年に日本でデビューした頃には、既にアジアのスターだった。しかし満を持して出した1枚目シングルが売れず、演歌路線へ方向転換。レコード会社が背水の陣で臨んだのが、この空港だった。
 オープニングにふさわしい曲だ。

MC 「9年ぶりのコンサートです」
 なぜ9年ぶりなのか?
 ’74年に日本でデビューし、その後順調にヒット曲に積み重ねたテレサだが、’79年に不幸な出来事に遭う。日本に入国する際に、別の人物のパスポートを所持していたとされ、1年間の国外退去処分を受ける。このことが、しばらく彼女を日本での活動から遠ざけたのだ。   

2ポリドール時代の曲をメドレーで
 アカシアの夢 ふるさとはどこですか 女の生きがい 雪化粧 夜のフェリーボート 

 紫のチャイナドレスに衣装替え
 この後中国語の曲続く

舟歌 インドネシア民謡
海韻 カモメのように自由に飛びたいという歌詞
何日君再來

MC 香港から来た観客と中国語で会話

釜山港へ帰れ 
浪花節だよ人生は
北国の春 
 1番の歌詞は日本語、2番が中国語、そして3番がまた日本語。この曲は中国語圏でも人気があったという。
夜来香 再び中国語で

 ここで一度幕
 当たり前だが、日本語の歌詞と中国語の歌詞では、かなりイメージ違う。日本語の歌は演歌が多いので、耐える女性のイメージ。一方中国語の歌は、自由な女性のイメージが強い。
 また、空港、夜のフェリーボート、舟歌など旅を連想させる曲も多い。

 第2幕はミニスカートで軽快に登場
 しばらく英語の曲が続く

10 A Good Heart ’85年のヒット曲
11 Careless Whisper Wham!の曲
12  THE POWER OF LOVE 
13 I Just Call To Say I Love You 
   スティービー・ワンダーの曲をサングラス姿で

 ロングドレスに着替えて

14 つぐない
15 乱されて
16 ミッドナイト・レクイエム 
17 愛人

MC 「今年は紅白に出ます」
 ’84年のつぐないそして’85年の愛人とヒット曲を連発した彼女。この頃、絶頂期を迎えていた。  
   
18 ノスタルジア 松井五郎 南こうせつ
19 今でも・・・ 飛鳥涼

アンコール
 「一度着てみたかった」というウエディングドレス姿で登場。「あとは相手ね。」とおどけてみせたが・・・。
 実は彼女にも、かつて結婚を約束した相手がいたのだ。その人物とはシャングリラホテルグループなどを率いる一族の御曹司。「結婚後は歌手をやめて家庭に入る」という相手の条件に、縁談を諦めざるをえなかったのだ。
 このウエディングドレス姿には、歌手として生きていくという決意が感じられる。 

20 ジェルソミーナの歩いた道 
  フェデリコ・フェリーニ監督の名作「道」からインスパイアされた曲

21 香港から来た観客にリクエストを募り、アカペラで
 梅花 漫歩人生路(ひとり上手) 你怎麼説(あなたは何て言うかしら)

22 愛人

 閉幕


 このコンサートの翌年’86年には最大のヒット曲「時の流れに身をまかせ」がリリースされる。

 もしも あなたと逢えずにいたら
 わたしは何を してたでしょうか

 平凡だけど 誰かを愛し
 ふつうの暮らし してたでしょうか

 有田芳生はこのあなたとは、テレサ・テンにとっては歌のことではないかと、著作で指摘している。
 慧眼だと思う。
 歌手としての人生を選んだ、テレサ・テンだが、このコンサートから10年後の1995年5月に、惜しくもこの世を去った。享年42歳であった。
 何年か前、タイのチェンマイを訪れた。バス停で車待ちをしていると、ふと流しの青年が歌うこの曲が聞こえてきた。屈託のない笑顔を見せた彼は、この歌の歌手がここで亡くなったことを、知っていたのだろうか。

 NHKBSにて視聴


 南こうせつ 神奈川県民ホール
 
2024年7月13日 




 県民ホールへ
 南こうせつのコンサートです

 大きな緞帳には、カモメ、ヤマユリ、イチョウの葉など県に関する絵が描かれている。
 幕開け1曲目は「夏の少女」季節を意識した選曲か。その後トークを挟みながら「風に吹かれて」「虹とアコーディオン」「夢一夜」「Summer ♪ Angel」と歌い次いでいく。バックのミュージシャンは3人。ベース、ピアノ(アコーディオン)、ギター(バイオリン他)とシンプルな編成。かぐや姫時代の「妹」「うちのお父さん」で盛り上げ、前半終了。
 後半はこうせつが一人で登場。海外フォークソングのコピーや、拓郎・陽水のものまねなどで会場を沸かせる。デビュー作「酔いどれかぐや姫」の歌詞がNGとなり、阿久悠氏に作詞を頼んだエピソードなども披露。「好きだった人」では「シューマイ弁当が好きだった」など横浜ネタも。続いて「野原の上の雨になるまで」「男が独りで死ぬ時は」を一人で熱唱。バックが戻り「神田川」「歌うたいのブルース」「あの人の手紙」と徐々に盛り上げていく。MCでは「今なお世界で続く戦争」についても語る。コロナ禍の最中に作られた「夜明けの風」は心に沁みる歌だ。アンコールは「マキシーのために」「満天の星」「幼い日に」圧巻のステージだった。そこには濃くて穏やかな時間が流れていた。



 ちょっとアルバムも紹介



 55年のキャリアがあるので、全てを把握するのは困難だが、このアルバムは比較的広い範囲を網羅したベスト盤

「かぐや姫フォーエバー」
 アナログ盤です

 こちらは比較的最近の作品

 「いつも歌があった」50周年盤
 ベストものでなくこうせつの新境地が聴ける一枚


 「夜明けの風」
 コロナ禍の中制作されたミニアルバム
 表題曲が秀逸


 「三日月のセレナーデ」
 2022年制作のラブソング集

  オフェス "Laos Festival 2024"
 2024年5月26日


 代々木公園で行われたイベントです。11時過ぎから友人と一緒に参加しました。
 日差しが照りつける中、
野外ステージにはたくさんのアーティストが出演しました。 


 暑いのでビールは必需品です


 ラオスのラッパー SACK





 アイドルグループ3連発
 if Licht 代々木女子音楽院

 ラオス伝統舞踊団のステージ


 キーボードの演奏も


 ラオスの管楽器でしょうか

 

 ステージ下も盛り上がってきました


 藤谷桃



 ときどきビールの補給が必要です


 ステージの外も盛り上がっていました


 いよいよこの2人が登場!
 サンプラザ中野くん&パッパラー河合

 ベース、キーボード、ドラムスも加わり、迫力のある演奏を聴かせてくれます


 やはり存在感があります


 ギターソロも

 大きな玉ねぎの下で」「旅人よ」「Runner」「リゾ・ラバ」と、爆風スランプ時代のヒット曲を立て続けに演奏 


 その後友人と共に、代々木八幡駅前の焼き鳥屋へ
 第2部はまだまだ続くのであった


 世良公則 町田市民ホール
 2024年1月28日 

 大学時代の友人の誘いで、町田へ


 メンバー:世良公則 NAOTO(バイオリン) ROLLY(ギター)

 ベースもドラムも無し?これで大丈夫なのか、という心配はROLLYのギターが吹き飛ばしてくれる。ROLLYは元「すかんち」のメンバーとして知られるギタリスト。本人は町田出身の伝説のバンド「外道」に対するリスペクトを表明し、町田つながりをアピールしていた。

 世良が「今日はカバーです」というとおり、QueenI was born to love youで幕開け、その後はT-REX沢田研二と続く。他にもC.C.R、Rod Stewart、Steppenwolf、Rolling Stonesなどを次々とカバー。洋楽好きをも満足させる選曲である。そして「あんたのバラード」、「宿無し」などの持ち歌を、ここぞというときにたたみかけてくる。最後の「燃えろいい女」まで一気に歌い上げる圧倒的なパフォーマンスであった。自分の好きな曲を楽しそうに歌う世良の表情が何より印象的であった。友人の誘いで行ったライブだったが、大満足の内容であった。


 その後町田駅前で、第2幕
 酒の肴は今日のセットリストとお互いの近況

 ところで、この日世良が取り上げた「雨を見たかい」”Have you ever seen the rain"という曲はクリーデンス・クリアウォーター・リバイバルが 1970年に発表した楽曲。ところがこの曲、発売した直後に放送禁止となっている。理由は「雨」がベトナム戦争で使用されたナパーム弾を暗示したものとされ、反戦的だと解釈されたからだという。

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コメント

ヒョウちゃん さんの投稿…
いろいろとありがとうございました。
河合氏衣装替えってほぼ変わらん。
辰巳拓郎氏を見たというのも、貴重な体験でした。
昨年と違うセットリスト、やはりさすがですね。
パフォーマンスもうならせるものがありました。
でも、ファン層高齢者が多いっすね。
INOG's さんの投稿…
ヒョウちゃんさんお疲れさまでした。ベトナムビール片手に見るステージ、最高でした。爆風スランプも見たいですね。

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